日本手の外科学会記念誌

20世紀の手の外科 21世紀への飛躍を期待して

表紙画:津下健哉先生

日本手の外科学会は1957年に設立されて以来40有余年を経た今日,大きな変革期を迎えました.時まさに20世紀から21世紀への移行期でもありますので,理事会におきまして,20世紀における日本の手の外科を振り返り,21世紀のさらなる発展を期待して日本手外科学会誌の記念誌を発刊する運びとなりました。

『日本手の外科学会記念誌「20世紀の手の外科-21世紀への飛躍を期待して」の出版にあたって』 より


日本手の外科学会記念誌

発刊 2001年3月
発行 日本手の外科学会 理事長 生田義和
編集 日本手の外科学会 編集委員会ほか
体裁 B5判 上製本
頁数 384頁

主な内容・構成

序文 「手の外科の基礎」(第1回日手会記録集・金原出版刊より)
第1回学術集会会長,九州大学名誉教授 天児 民和
海外からのメッセージ
Dieter Buck-Gramko, Robert E. Carroll, James H. Dobyns, James M. Hunter, Harold E. Kleinert,
Ronald L. Linscheid, Lee W. Milford, Alfred B. Swanson
フォトアルバム 目でみる20世紀の手の外科

学会長の記録

第1期(学会創設期  ~1965年)
柏木大治,高岸直人,津下健哉
第2期(基本的手術手技確立の時代 1966~1975年)
津山直一,伊丹康人,猪狩 忠
第3期(微小外科臨床応用の時代 1976~1985年)
中川 正,増原建二,山内裕雄,高岸直人
第4期(総合診療の時代 1986~1995年)
鳥山貞宜,室田景久,三浦隆行,鈴木勝巳,矢部 裕,渡辺好博,
石井清一,生田義和,児島忠雄
第5期(次世代への飛躍準備期  1996年~)
茨木邦夫,阿部正隆,玉井 進,藤巻悦夫,平澤泰介,山野慶樹
特別寄稿 田島達也,山内裕雄,小川亮惠
学会のあゆみ 学術集会主要プログラム
専門分野についてのレビュー
先天異常,マイクロサージャリー,末梢神経,Entrapment Neuropathy,腱,骨折・脱臼,腫瘍,リウマチ,
手関節,キーンベック病,リハビリテーション,スポーツ障害,肘・前腕など
各種委員会のあゆみ
その他